人名辞典(弥生・飛鳥・奈良)
弥生時代
- 卑弥呼
- 邪馬台国の女王、 まじないによる政治をおこなう。
魏(当時の中国の国の一つ)に使いを送り親魏倭王の称号をもらう。
魏志倭人伝に卑弥呼や邪馬台国の記述がある。
飛鳥時代
- 蘇我氏
- 大和朝廷の有力な豪族。渡来人とつながりがあり、
大陸の文化を積極的に取り入れた。蘇我馬子がライバルの物部氏を倒し勢力を強めた。
聖徳太子の政治改革に協力したが太子の死後、独裁的な政治を行う。大化の改新で蘇我蝦夷、
入鹿が倒された。
- 推古天皇(額田部皇女)
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最初の女性天皇。蘇我氏の一族で、聖徳太子を摂政とした。
- 聖徳太子(厩戸皇子)
- 推古天皇の摂政として政治を行った。
冠位十二階、十七条憲法、遣隋使の派遣などの
政治改革をした。
また、仏教をあつく信仰し法隆寺など建立した。
- 小野妹子
- 遣隋使として隋に派遣される。
- 中大兄皇子(天智天皇)
- 中臣鎌足らと蘇我氏を倒し大化の改新を行う。
白村江の戦いで朝鮮半島に大軍を派遣し敗れる。
天智天皇の死後、壬申の乱が起きる。
- 中臣鎌足(藤原鎌足)
- 中大兄皇子と大化の改新を行う。その功績により藤原姓をうける。
平安時代に活躍した藤原氏の先祖。
- 天武天皇(大海人皇子)
- 天智天皇の弟。壬申の乱にて天智天皇の息子である大友皇子を倒して即位した。
天皇中心の政治を行い、律令政治を完成させた。
奈良時代
- 聖武天皇
- 仏教の力で国を守ろうと奈良に東大寺を、全国に
国分寺、国分尼寺を建立した。
また、口分田不足解消のために墾田永年私財法を出した。
- 鑑真
- 唐から来た僧侶。日本へ来る途中何度も船が遭難したため盲目となる。
唐招提寺を建立。