人名辞典(大正・昭和)
大正時代
- 吉野作造
- 政治学者。民本主義をとなえ、大正デモクラシーを導く。
- 桂太郎
- 長州藩出身の政治家、。3度内閣総理大臣になり、第3次桂内閣は第1次護憲運動により倒された。
- 寺内正毅
- 長州藩出身の政治家。第18代の内閣総理大臣となるが米騒動により寺内内閣は倒された。
- 原敬
- 政治家。米騒動で寺内内閣が倒れた後第19代内閣総理大臣となった。
平民宰相、はじめての本格的政党内閣を組織した。
社会主義運動弾圧や普通選挙法に反対したことなどで暗殺された。
- 平塚らいてう
- 女性解放運動、婦人運動を指導した。青鞜社をつくり、雑誌「青鞜」を発刊。『元始、女性は太陽であった』と宣言した。
- 志賀直哉
- 小説家。雑誌「白樺」を創刊。白樺派を代表する作家。
- 小林多喜二
- 小説家。プロレタリア文学の代表作家。「蟹工船」など。
- 芥川龍之介
- 小説家。短編小説に多くの傑作を残した。「羅生門」「杜子春」など。
昭和時代
- 犬養毅
- 政治家。1931年内閣総理大臣に就任するが1932年五・一五事件により殺された。
- 杉原千畝
- 外交官。第2次世界大戦時、リトアニア領事館でナチスの弾圧からのがれてきたユダヤ人にビザを発給し何千人ものユダヤ人を救った。
- 吉田茂
- 政治家。サンフランシスコ平和条約締結時の内閣総理大臣。
- 池田勇人
- 政治家。内閣総理大臣就任後「所得倍増計画」を打ち出し高度経済成長に大きな役割を果たした。
- 岸信介
- 政治家。内閣総理大臣在任中に新日米安全保障条約の調印をおこなった。安保闘争がおき、責任を取って辞任。